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10日、中韓両国の貿易規模拡大にともない、中国の企業や個人による韓国における商標登録申請件数が増加している。
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2015年6月10日、韓国・聯合ニュースによると、中韓両国の貿易規模拡大に伴い、中国の企業や個人による韓国における商標登録申請件数が増加している。環球時報(電子版)が伝えた。
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韓国特許庁が同日発表したデータによると、中国の企業や個人が韓国で商標登録を申請した件数は、10年には1246件だったが14年には2622件となり、2倍以上に増加した。このうち、商標の国際登録であるマドリッド協定議定書に基づいて国際登録せず、韓国で直接登録申請を行った件数は574件から1923件へと約3倍になっている。
申請件数の増加は中韓両国の自由貿易協定(FTA)の交渉が10年から開始されたことに伴い、貿易規模が拡大したことが最大の原因とみられている。
中国の企業や個人の商標登録申請件数(累計)が最も多かった業種は電器・ゲーム(1894件)で、続いてファッション関係(1663件)、化粧品類(874件)、卸・小売業(851件)だった。
一方、日本の企業・個人による商標登録申請件数は、10年が3862件、14年は3131件で、約2割減少。今年1〜4月の申請件数は、日本が1015件、中国が1126件で、中国が日本を追い抜いた状態となっている。
韓国特許庁商標設計審査局の局長は「韓国の最大の貿易相手国である中国の商標登録申請件数は年々増加している。韓国企業も中国市場への参入を加速すべきだ」と語っている。(翻訳・編集/秋田)
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