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5日、中国人民大学行政管理学部の毛寿龍主任は今年の政府各部・委員会の指導者人事は若返り・人文科学系出身者の登用などの特徴があると指摘。写真は農業部の孫政才部長。
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2007年9月5日、中国人民大学行政管理学部の毛寿龍(マオ・ショウロン)主任は中国紙「第一財経日報」のインタビューに答え、今年の部・委員会の指導者人事は若返り・人文科学系出身者の登用などの特徴があると指摘した。
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10月に予定されている共産党第17回党大会を控え、今年に入り中国政府の多くの部局ではトップ人事の交代が行われた。8月30日には財政部・人事部・監察部・安全部などのトップ人事の交代が一気に発表された。
毛主任は今回の人事調整の最大の目的は指導者層の若返りにあると指摘する。1940年代生まれは姿を消しつつある。1950年以降に生まれた部局トップが12人と新閣僚の主力となっている。そのうち農業部の孫政才(スン・ジェンツァイ)部長と国防技術工業委員会の張慶偉(チャン・チンウェイ)主任は1960年代生まれで、毛主任は60年代生まれの官僚が中央指導部へと昇格しつつあると話した。(翻訳・編集/KT)