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9月6日、中国西部の酒泉市に「水力・火力・風力・太陽光・ガス・原子力」のすべてを集めた中国最大のエネルギー基地を、443億元かけて2010年までに建設するとの報道が。
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2007年9月6日、甘粛省酒泉市に中国最大のエネルギー基地を建設するとの報道があった。
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総額443億元(約7088億円)を投じて建設される発電所は、「火力・水力・風力・太陽光・ガス・原子力」を用い、2010年に完成予定。
酒泉市発展改革委員会副主任、同市エネルギー開発弁公室主任である呉生学(ウー・ションシュエ)氏が報道機関に語ったところによると、酒泉市は中国最大級の風力発電所をすでに有しているが、2010年までに総発電量を100万キロワットまでに拡大。水力発電も100万キロワットをめざす。火力発電所には26億元(約416億円)を投じ、2010年までに280万キロワットの発電を可能に。原子力発電は最終的に400万キロワットを目標にする。太陽光や天然ガスの発電所も順次建設する。
このエネルギー基地で作られた電気は超高圧送電線を通り、天津市や北京市などの華北地方に送られるとのこと。(翻訳・編集/本郷智子)