IOC会長、新国立競技場建設問題で懸念=「問題は日本政府から出た」―シンガポール紙

Record China    2015年6月10日(水) 9時56分

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9日、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は8日、20年東京五輪のメーン会場となる新国立競技場の建設について「競技場をめぐる論争が準備の進ちょくに影を落とすことを望んでいない」と語った。写真は東京五輪のポスター。

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2015年6月9日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は8日、スイスのローザンヌで開いた理事会後の記者会見で、20年東京五輪のメーン会場となる新国立競技場の建設について「競技場をめぐる論争が準備の進ちょくに影を落とすことを望んでいない」と語った。環球時報(電子版)が伝えた。

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バッハ会長は「問題は大会組織委員会ではなく、政府から出たものを聞いている。我々は組織委を通じ、政府に早急に解決するよう求めた」と説明。「政府には解決する力があると信じている。懸念しているのは決定内容よりスピードだ」と話し、できるだけ早く解決するよう求めた。

新国立競技場は、開閉式屋根の設置を先送りするなど、建設計画の大幅な見直しが検討されている。整備費の負担で国と東京都が対立するなど、準備の遅れに対する懸念も広がっている。(翻訳・編集/大宮)

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