MERSの感染拡大で朴大統領の訪米に黄信号、与党関係者「喫緊の議題ない今なら延期も可能」―韓国メディア

Record China    2015年6月10日(水) 11時52分

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9日、中東呼吸器症候群の感染拡大が、来週に予定されている朴槿恵大統領の訪米日程に影響をきたす可能性が指摘されている。与野党間では訪米の延期を巡って激しい議論が行われている。

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2015年6月9日、韓国・東亜日報によると、中東呼吸器症候群(MERS)の感染拡大が、来週に予定されている朴槿恵(パク・クネ)大統領の訪米日程に影響をきたす可能性が指摘されている。与野党間では訪米の延期をめぐって激しい議論が行われている。環球網が伝えた。

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韓国大統領府の報道官は朴大統領の訪米延期について何もコメントしていないが、大統領府関係者は「現在訪米に向けた準備を進めており、今後数日間のMERSの感染拡大状況を見て決定を下す」と述べた。

一方、野党の新政治民主連合だけでなく、与党からも訪米の延期を望む声が出始めている。与党の外交関係者によると、すでに大統領府に向けて延期を打診しているところだという。

この人物は「国務総理の任命が今週中に終わったとしても、新しい国務総理の黄教安(ファン・ギョアン)氏では感染の拡大を押さえ込むことは難しい。朴大統領の訪米期間中に、MERSの感染が拡大すれば、国民の政府への信頼は失墜する。米韓間で喫緊の議題のない今、訪米を延期したとしてもオバマ大統領は理解してくれるだろう」と語った。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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