愛人爆殺事件の元高級官僚に死刑執行―山東省済南市

2007年9月5日、愛人を爆殺した罪で死刑判決を受けていた元山東省済南市人民代表大会常務委員会主任の段義和（ドワン・イーフー）とその共犯者・陳志（チェン・ジー）の死刑が執行された。

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今年7月9日、山東省済南市で自動車の爆発事故が発生し、車に乗っていた柳海平（リュウ・ハイピン）が死亡した。柳は2000年から段の愛人だったが、最近、家の購入をねだったり自分の親戚に仕事を紹介するように要求したため、段は存在をうとましく思い殺害を決意した。段の娘婿である陳志と自動車整備工場を経営する陳常兵（チェン・チャンピン）が実行犯を引き受けた。

8月9日、山東省シ博市裁判所で一審判決が下り、段と陳志に死刑判決、陳常兵に無期懲役の判決が下された。3人は上告したが、8月23日、最高裁判所は棄却し判決が確定していた。（翻訳・編集/KT）