「中国に抜かれる!」アーミテージ元国務副長官、イラク偏重の現政権を批判?―米国

Record China    2007年9月6日(木) 0時3分

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9月3日、ブッシュ現政権がイラク問題にかかりきりになっている間に、中国は米国を抜いてアジアで最も影響力を持つ国になってしまうと発言したアーミテージ元米国務副長官。

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2007年9月3日、アーミテージ前米国務副長官は海外メディアの取材に応じ、現政権を批判するとも取れる発言をおこなった。

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「我々はあまりにもイラク問題にとらわれすぎて、アジア地域のことを完全に忘れている」とアーミテージ氏。一例として、オーストラリアで今月開催されるAPEC首脳会議に参加するブッシュ米大統領は、ワシントンで10日に行なわれるイラク駐留米軍ペトレアス最高司令官の議会での証言に間に合わせるため、現地での滞在時間を短縮すると決めたことを挙げた。

さらに、ブッシュ政権はアジア地域の重要性を軽視していると指摘。軍事予算や人口増加、資源供給などあらゆる問題がアジア抜きでは語れないと語り、このままではアジアの指導者的立場にあった米国はその地位を中国に奪われることになるとアーミテージ氏は危惧している。(翻訳・編集/本郷智子)

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