MERS感染拡大で高性能マスクの販売が激増、ハンドソープなど衛生用品がネットショップで大売れ―韓国

Record China    2015年6月5日(金) 15時6分

拡大

2日、韓国のネット上で「N95マスクの着用で中東呼吸器症候群(MERS)が予防可能」との情報が飛び交い、国民の間で注目が集まっている。資料写真。

(1 / 2 枚)

2015年6月2日、韓国・世界日報によると、韓国のネット上で「N95マスクの着用で中東呼吸器症候群(MERS)が予防可能」との情報が飛び交い、国民の間で注目が集まっている。環球網が伝えた。

その他の写真

韓国医療協会は医療スタッフの感染予防のための規則として、MERSが疑われる患者を診断する際にはN95マスク以上のレベルのマスク、手袋、使い捨てゴーグルなどの防護用品を使用するよう求めている。

N95マスクとは、特定の商品名ではなく、米国労働安全衛生研究所(NIOSH)が定める9種類の基準を満たすマスクのことで、「N」は耐油性なしを、「95」は捕集率が95%であることを示している。N95基準を満たし、NIOSHの審査を通過した製品は「N95マスク」の名称を使用することができる。

MERS流行の懸念の拡大にともない、マスクやハンドソープなどの衛生用品の販売量が急増している。韓国の大手ショッピングモールサイト・Gmarketでは、5月20日から6月1日までに、家庭用の衛生用品が昨年同期と比べて大きく増加している。マスクの販売量は昨年比で140%、ハンドソープは214%の増加を見せており、他のショッピングサイトでも衛生用品の販売量が軒並み急増している。(翻訳・編集/岡本悠馬)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携