2015年6月1日、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領はソウルの大統領府で森喜朗元首相らと会談した。朴大統領は安倍晋三首相が今夏に発表する戦後70年談話について「日韓関係を前進させ、早期に改善させる」内容とするよう求めた。安倍首相との首脳会談開催には触れなかった。中国新聞社が伝えた。

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尹炳世（ユン・ビョンセ）外相らとも会談した森元首相は、歴史の証明は日韓が互いに協力することが不可欠だと表明。政治家は若い世代が交流する新時代が来ていることを意識しなければならないと表明した。韓国の李洪九（イ・ホング）元首相は「最も近い隣国として、いかに新時代の課題に取り組むべきか。日韓は互いに経験を共有すべきだ」と語った。

森元首相らは日韓の政界の重鎮でつくる「日韓・韓日賢人会議」の会合で韓国を訪れていた。（翻訳・編集/大宮）