2015年5月30日、韓国・ニューシスによると、4年ぶりに日韓防衛相会談が開催された背景には、韓国政府に対する米政府の圧力があったことが分かった。

【その他の写真】

中谷元防衛大臣は先月30日、シンガポールで開かれているアジア安全保障会議（シャングリラ対話）をきっかけに開催された日米防衛相会談で、「アシュトン・カーター米国防長官が、同日行われた日韓防衛相会談の実現に尽力してくれたことに感謝する。カーター長官は『韓国防衛相に会いたい』という私のメッセージを韓国側に伝えてくれた」と明かした。

韓国は2011年1月に開催された日韓防衛相会談以来、歴史認識などを理由に日本の会談開催要求を拒否してきた。中谷防衛相の発言について、韓国政府は、「米国は『日韓防衛分野の協力が正常化されなければならない』と述べ、日韓関係改善についての関心を表明したことはあるが、『日韓防衛相会談を開催すべき』と主張したことはない」と説明した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「韓国はいつになったら米国の植民地から抜け出せるのか？韓国は米国の操り人形だ」

「対話は必要だが、その前にしっかりと準備する必要がある。ロボットでもあるまいし、もっと主体性を持って日本との対話に臨んでほしい。国民に恥をかかせるな」

「日本は『米国のおかげ』と言って、無能な韓国政府を皮肉ったんだ」

「優秀な将軍は、戦わずに敵兵を屈服させる。韓国は完全に、日本に遊ばれている」

「韓国に対して感謝の言葉は？」

「米国を動かすためにはいくら必要なんだ？韓国国民が力を合わせて米国を動かそう！」

「韓国も日本を見習って、もっと米国に気に入られるよう努力するべき。米国と中国との間で中途半端な態度を取っているから駄目なんだ」

「日米韓同盟は大切。すでに日米豪は関係強化を進めている。米国に捨てられたら終わり」

「韓国は、日本や米国とは切っても切れない関係。これからも共に歩んでいかなければならないのに、なんで対話を拒む？」（翻訳・編集/堂本）