2015年5月30日、中国の掲示板サイトに、台湾新幹線と比べるとタイ新幹線の建設費用が安すぎると指摘するスレッドが立った。

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スレ主は、「台湾新幹線建設の初期事業費は4500台湾ドル（約1兆8000億円）で、全長約340キロメートルだ。だが、タイで建設予定の新幹線は全長約670キロメートルなのに、事業費は1兆円の見込みだ。明らかに日本人は台湾人をバカにしている」と主張した。

これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「別に意外な事ではないな」

「『一番良いものではなくても一番高いものを買う』これが台湾人の原則」

「日台友好ですね！タイより高くても、日本に対する愛は値段のつけようがないのです！」

「台湾人は喜んで日本人に儲けさせているんだよ」

「台湾は発展したところだから金持ちだ。だから日本のものなら排せつ物だって高価格でお買い上げするんだよ」

「台湾新幹線が赤字なのは初期費用が高すぎたから。タイの値段で作っていれば今ごろ大儲けだったろうに」

「これは地形と関係があると思う。山や川を越えることが多いと費用もかさむ」

「でも日本人は損をしないんだよ。部品は日本からの輸入になるから、少なくとも50年はメンテナンスをし続ける」

「中国の高速鉄道の建設費用は良心的価格です」

「日本は中国の罠にはまったな。儲からない上に、いずれ中国とつながる高速鉄道を日本が作ってくれるわけだ。最後に中国高速鉄道の線路とつなげればいいだけ」（翻訳・編集/山中）