日韓関係悪化、民間でも極めて深刻な状況に=若者は同じ教科書で学ぶべき―韓国紙

Record China    2015年5月29日(金) 14時3分

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28日、韓国メディアは若者の交流促進が不可欠だとして、「日韓版エラスムス」の実施を提案している。

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2015年5月28日、韓国紙・中央日報によると、悪化している日韓関係に好転の兆しが見えつつある。韓国の崔●煥(チェ・ギョンファン、●は日の下に火)経済副総理兼企画財政部長官は23日、東京で麻生副総理・財務相と会談し、2年半ぶりとなる日韓財務対話を開催した。中国新聞社が伝えた。

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日韓は歴史問題と懸案事項を分け、経済や国防などの実務的分野を中心とした対話を正式に再開させたが、これは政府間の関係修復にすぎない。民間でも極めて深刻な状況が広がっている。

学生の交流に携わってきた韓国の教育関係者は、「日韓関係が冷え込んだことで、両国間の修学旅行はほぼ断絶状態にあり、学生の交流やホームステイなどもなくなっている」と嘆いた。「政府は必要に応じて協力を再開できるが、問題は民間での互いの誤解や感情的な争いだ」と指摘している。

陶器のように熱に強い方策を講じる必要がある。その一つとして教育が挙げられる。欧州では、欧州委員会が以前から学生の交換プログラム「エラスムス」を実施して成果を挙げている。記事は若者が内容の異なる教科書で学んでいては対立は深まるばかりだとして、長期的な教育交流プログラムとして「日韓版エラスムス」の実施を提案している。(翻訳・編集/岡田)

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