韓国政府、「慰安婦白書」の世界記憶遺産申請へ=「解決方法模索のための基礎資料とする」―韓国メディア

Record China    2015年5月29日(金) 12時41分

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28日、韓国政府は「慰安婦白書」をユネスコの世界記憶遺産への登録を推進することを決定した。写真は武漢にある慰安所跡。

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2015年5月28日、中国新聞社は韓国メディアの報道として、韓国政府が「慰安婦白書」をユネスコの世界記憶遺産への登録を推進することを決定したと伝えた。

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韓国の光復70周年記念事業促進企画団は28日、大韓商工会議所で第3回会議を開き、慰安婦白書を含む50件の事業を最終確定したことを明らかにした。

女性家族部は、日本による歴史の歪曲(わいきょく)への対応として、今年発行される予定の「慰安婦白書」の世界記憶遺産登録を申請するとしている。

また、今年7月には、ソウルと北朝鮮の元山を結ぶ鉄道、江原線の修復プロジェクトの起工式が行われる。このほか、独立運動家の人名辞典編纂の5カ年計画や、ソウルの西大門歴史公園に独立運動家約2万人の碑を建てる事業も行う。

女性家族部は昨年、2015年末までに慰安婦問題についての「日本軍慰安婦白書」を発行するとして、「慰安婦問題の本質と争点に向けて、韓国側の論理と証拠を提供し、解決方法を模索するための基礎資料とする」と述べていた。韓国が白書を出版するのは、日本側の譲歩を引き出すためだといわれている。

韓国政府は1992年に慰安婦問題に関する調査結果報告書を発表している。白書はこの報告書を基に、新たに見つかった資料や研究結果、国際的な動態を加え、被害状況を総合的に整理、分析し、日韓関係の専門家と国際法の専門家10人によって執筆される。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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