2015年5月28日、中国・環球時報（電子版）によると、米ブルームバーグは、他の車の手荒な割り込みや追い越しに腹を立てたドライバーが過激な仕返しに出る「ロード・レージ（怒れる運転者）」が頻発していることを受け、中国で自衛のためにSUV車を購入する人が増えていると報じた。

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投資調査会社のサンフォード・C・バーンスタインは27日、調査報告を発表し、中国の第1四半期のSUV車販売台数が48％増となったことについて、「ドライバーに身に危険を与えるロード・レージが頻発していることが大きな要因だ」と指摘した。中国では第1四半期、自動車の総販売台数に占めるSUV車の割合は27％となり、3年前から倍増した。

サンフォード・C・バーンスタイン香港のアナリストは、「増え続けるロード・レージ症候群が、正常なドライバーを自衛に走らせ、SUV車を選ばせている」と説明した。（翻訳・編集/柳川）