2015年5月27日、韓国・中央日報によると、日本の歴史学者16人はこのほど、安倍晋三首相に対し、慰安婦の強制連行を認める声明を出すよう求める声明を発表した。中国新聞社が伝えた。

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声明は「慰安婦が強制連行された事実は、多くの資料や研究が証明している」、「当時徴用に反対した人はすべて強制連行されるべきとされた」などと主張。安倍首相が繰り返してきた「日本軍が強制連行した慰安婦はいなかった」との主張に反論した。

さらに声明は、安倍政権と日本のメディアを批判。「慰安婦問題に対し、無責任で漠然とした態度を続けることは、すなわち国際社会に『日本は人権を尊重しない国だ』と自ら告げているのと同じだ」と批判した。

一方、今月初めには世界の歴史学者187人が、安倍首相が「歴史をわい曲している」として批判する声明をしていた。（翻訳・編集/大宮）