朴大統領、中尾ADB総裁との初会談でAIIBへの協力要請=「両者の関係を理解していないようだ」「朴槿恵の下心が見える」―韓国ネット

Record China    2015年5月27日(水) 13時47分

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26日、韓国の朴槿恵大統領はアジア開発銀行の中尾武彦総裁に対し、アジアインフラ投資銀行への協力を求めた。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。写真は韓国ウォン。

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2015年5月26日、韓国・ニューシスによると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領はアジア開発銀行(ADB)の中尾武彦総裁に対し、アジアインフラ投資銀行(AIIB)への協力を求めた。

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朴大統領は同日、「2015韓国開発研究院(KDI)・ADB共同国際会議」に出席するため訪韓した中尾総裁と会談した。韓国の大統領がADB総裁と接見するのは03年以降初めて。AIIBは中国が主導する国際金融機関で、年内の設立を目指している。日米が主軸となるADBに対抗する組織になるとみられており、アジアのインフラ市場をめぐる双方の主導権争いが予測されている。ADBにおける株式は日米がそれぞれ15%強を握るのに対し、韓国は5.04%。AIIBでは加盟国による資本比率交渉で3%台の持分確保が有力視されている。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「ADBとAIIBはライバルなのに、何を協力するんだ?」

「朴槿恵の下心が見える」

「自分自身で『エネルギーを分散させることこなく』と言っておいて、ADBとAIIBの両方を気にかけてる」

「大統領は外交に集中し、国内経済は首相に任せれば良いのに」

「最近の日本と中国の勢いを見ると、うらやましいかぎりだ」

「ADBは日本主導の組織だが、そもそも朴槿恵大統領も今まで日本から恩恵を受けていたと考えるべきだろう。父親の朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領が、どんなカネで外国に飛び回っていたと思う?全部日本のカネだろう。それに付いて行っていたのが朴槿恵だ」

米国を裏切ってAIIBに参加したのに中国は韓国を優遇しなかった。だから今度はADBに話をするのか。結局、韓国はADB、AIIBの両方で低い地位に甘んじている」

「なぜ日米が連合しているのか、ADBとAIIBがどんな関係にあるのか、朴大統領は全く理解できていないようだ」(翻訳・編集/三田)

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