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9月1日、北京市で健康を訴えるイベント。席上、今年年末までに北京市の各家庭にオイルポットを配る計画が発表された。使用量の目安付きで、油の過剰摂取を食い止める狙いがある。
2007年9月1日、北京市で健康を訴えるイベントが開催された。中国衛生部の陳竺(チェン・ジュー)部長、王隴徳(ワン・ロンダー)副部長、北京市の丁向陽(ティン・シャンヨウ)副市長らが参加した。
席上、今年末までに北京市の各家庭にオイルポットを配る計画が発表された。ポットの容量は530ml。親子3人の家庭ならば一週間は十分にもつ量だという。これを目安に油の摂取量を減らして欲しいという。北京市政府は以前にも食塩用の計量スプーンの無料配布を行った。
1日の食用油摂取量は成人男性で25グラム以下、食塩摂取量は6グラム以下が好ましいとの研究成果もある。過剰な油・塩の摂取は心臓疾患や糖尿病などを招くとして、市政府は市民に控えめな使用を呼びかけている。(翻訳・編集/KT)