マレーシア高速鉄道、受注で日中激突か=双方のセールスポイントは?―中国メディア

Record China    2015年5月27日(水) 5時29分

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26日、マレーシアのナジブ首相はこのほど日本メディアの取材に応え、クアラルンプールとシンガポールを結ぶ高速鉄道計画について、日本の新幹線を評価する姿勢を表明した。同じく同鉄道の受注を目指す中国企業との争いが激化する見通しだ。写真は中国の高速鉄道。

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2015年5月26日、中国メディア・鳳凰によると、マレーシアのナジブ首相はこのほど日本メディアの取材に応え、クアラルンプールとシンガポールを結ぶ高速鉄道計画について、日本の新幹線を評価する姿勢を表明した。同じく同鉄道の受注を目指す中国企業との争いが激化する見通しだ。

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計画ではクアラルンプール・シンガポール(約350キロ)を約1時間半で結ぶ。ナジブ首相は「基礎インフラ整備は低コストで済んでも、20〜25年後の(運用)コストは上がるだろう」と指摘。工事から保守までカバーする長期計画に基づき、技術導入を進める意向を示した。日本の鉄道技術については「非常に高い」と評価。日本企業の入札への参加を強く希望した。

一方、中国は最近、アジア地域での鉄道建設受注に力を入れている。低コストを武器にマレーシア、シンガポール双方に宣伝攻勢をかける方針だ。中国主導のアジアインフラ投資銀(AIIB)の融資を受ける可能性がある。ナジブ首相は「どこからの融資にせよ、安全性と保守など長期コストが評価の基準になるだろう」と話した。(翻訳・編集/大宮)

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