中国製造業が絶対に日本に負けない理由、退化した日本経営者と野心的な中国人―中国メディア

Record China    2015年6月2日(火) 20時23分

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26日、商業見地網は合衆資源3A顧問理事長の劉承元理事長のコラム「中国製造業は日本を超えるだけではない、世界に覇を唱えるのも時間の問題だ」を掲載した。退化した日本の経営者と比べ、中国の経営者は優秀で野心的と評価している。

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2015年5月26日、商業見地網は合衆資源3A顧問理事長の劉承元(リウ・チェンユエン)理事長のコラム「中国製造業は日本を超えるだけではない、世界に覇を唱えるのも時間の問題だ」を掲載した。

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労働コストの上昇に伴い中国製造業の危機が叫ばれている。産業移転によって中国は空洞化するのではとの心配だ。だがこれは杞憂(きゆう)に過ぎない。中国製造業について深く理解すれば、日本を超えるのはもちろんのこと、世界に覇を唱えるのも時間の問題であることがよくわかるだろう。そこには四つの理由がある。

第一に中国は中西部に巨大な“内地”を抱えている。東部の労働コストが上昇したとしても中西部に移転が可能だ。中国は同質性が高い国。海外に移転するよりも“内地”に移転する方がよっぽど低コストで済む。

第二に産業チェーン。過去30年の発展によって中国は世界でもっとも整備された産業チェーンを有している。これはインドやベトナムには持ち得ない優位性だ。

第三に中国は巨大な消費市場を持っている。「世界の工場」であると同時に「世界の市場」でもある。

そして第四に中国は積極的で勤勉な製造業経営者を無数に擁している。中国の高成長は野心的で優秀な経営者を生み出し続けてきた。お隣の日本はというと、経営者の学習能力は退化し、リスクを取る野心も失われている。戦争と同じく、ビジネスにおいても勝敗を決める最終的な要因は「人」だ。これほど優秀な製造業経営者がそろっている中国ならば、間違いなく世界に覇を唱えることになるだろう。(翻訳・編集/増田聡太郎

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