台湾の話題作「とんだロマンス」、キスしたい唇No.1 俳優マイク・ハーが裏話エピソードを語る

Record China    2015年5月26日(火) 15時34分

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25日、台湾で大評判となった「とんだロマンス」のDVDの日本発売を記念して、主演のマイク・ハーがインタビューに答えた。

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2015年5月25日、「セレブ婚」を目指すワガママ娘とイケメン御曹司のコミカルタッチで繰り広げられる恋の駆け引きや心揺さぶられる三角関係が描かれ、台湾で大評判となった「とんだロマンス」のDVDの日本発売を記念して、主演のマイク・ハーがインタビューに答えた。

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本作ではイケメンだけど財力以外は無能なダメ御曹司を生き生きとコミカルに熱演するマイク・ハー。「これまで出演したドラマの中でTOP3に入る」と語るほどお気に入り。カラフルなセレブスタイルからスーパーの店員姿、天使&悪魔のコスプレ姿など、これまで見せたことのないハジけた演技で新境地を開拓している。

相手役のアン・アンは、F4ヴァネス・ウーと共演した「秋のコンチェルト」が台湾アイドルドラマ歴代2位の視聴率をマークし、今やアリエル・リンと人気を二分するトップ女優。見た目はかわいらしいのに、がさつで凶暴。好きな人に素直になれない一癖あるヒロイン像は、台湾や中国のみならず、日本でも共感を得ている。

「晴れのちボクらは恋をする〜幸福最晴天〜」「悪魔で候〜悪魔在身邊〜」など大ヒットドラマの主演で絶大な人気を誇り、台湾No.1貴公子と呼ばれるマイク・ハーが、今回初めて挑んだコミカルな演技や、相手役のアン・アンとのキスシーンの裏話エピソードなどを語った。

―本作「とんだロマンス」への出演を決めた理由を教えてください。

出演を決めた理由はとても単純で、以前出演した「晴れのち女神が微笑んで」と同じ撮影クルー、監督、制作会社だったからです。それに、「とんだロマンス」の台本を読んだとき、僕自身とても気に入ったんです。「また金持ちの御曹司の役だ」と思われるかもしれませんが、とてもかわいいところがある主人公なんです。僕はこのドラマで、親の七光りと言われながらも、ずっと自分の能力を証明したいと思っている―そんな御曹司を演じています。最初はお金持ちだけど、のちに貧乏になり落ちぶれてしまう。それでもまた自分の力で復活しようとするところに魅力を感じました。それがこの役を引き受けようと思った理由です。

今回のドラマには僕にとってたくさんの挑戦もありました。イケメンなだけでなくコミカルで、大げさな演技をする必要がありました。例えば、変態みたいに女性の胸をつかんだり…。そういうところが、僕にとっては今までにない新しい挑戦でした。

―今回の役で一番大変だったことは何ですか?

大変だったのはペットのミニ豚(ウーホア)との撮影です。どう大変だったかというと、彼女(ウーホア)と演技をするときに、台本に“抱いて話しかける”とあっても相手は豚ですから、犬と違って僕を相手にはしてくれなくて。食べ物を探してずっと逃げ回っているんです。道を散歩するシーンでは言うことを聞いてくれず、無理に引っ張ってしまいました。するとウーホアの足(蹄)が地面にこすれてしまいました。動いてくれないので無理に動かすしかなかったんですが、足から血が出てしまって…。その後、これはどうしようもないと分かり、相手が動かないのなら僕も動かない。その場で彼女の動きに合わせて演技をしようと決めました。それから、もう1つ深く印象に残っているのはウーホアを抱きながら、ヒロインが僕にキスをしていると妄想しているシーンですね。実際にウーホアに顔中を舐められちゃいました。あれは本当に強く記憶に残っていますね。

―マンリン(アン・アンの役)のような気が強くて乱暴な女性はいかがですか?

そうですね、マンリンは成金のお嬢様で、育った環境のせいで気の強い女性になったのだと思います。でも彼女はまだ本当の彼女の優しさを理解してくれるパートナーに出会っていないだけなんです。実際、人は誰でも変わることができると思いますし、ドラマの中で、ユー(マイク・ハーの役)はマンリンをレディーに改造しようとします。でも僕は気付きました。女性は素直な自分を男性にさらけ出すことで、本当のかわいさや魅力を発揮することができるのだと。でも僕の本音を言わせてもらうと、気が強くて乱暴な女性は、ちょっと怖いですね。どちらかというと、付き合う勇気はないです。「猟奇的な彼女」みたいな感じですよね。

―アン・アンさんと共演したご感想は?

アン・アンは相手役の俳優を演技に入りやすくさせてくれます。彼女との撮影では、いろいろと切磋琢磨してシゲキを受けたし、視聴者の皆さんもきっと、お似合いだと感じてくれるのではないでしょうか。とても楽しく共演できました。

―お二人はこれが初共演ですね。共演前と共演後で印象は変わりましたか?

共演前、僕は彼女のことを大人しい女性だろうと思っていました。でも実際に共演してみると、アネゴ肌タイプで、男っぽい性格。もちろん、男ではないですが、とてもサバサバしています。頼れるお姉さんという感じですね。彼女はとてもきれいで、外見はまさにレディーという感じですが、実際はとても男勝りな性格で、なんていうか、女ボスという感じなんです。

―何か面白いエピソードはありますか?

彼女(アン・アン)はキスシーンが苦手みたいで、彼女もコー監督とは親しいですから、監督によく「このドラマはなぜこんなにキスシーンが多いの?」「角度でごまかすことはできない?」と言っていました。僕は相手の意見を尊重したいので、撮影の時には何度かカメラを引いて撮影角度でごまかす方法をとりました。でも実際にテレビで放送された映像を見て、彼女と「キスシーンが不自然で、角度でごまかしているのがわかるね」「やっぱり実際にキスしておけばよかった」と話しました。残念ではありますが、僕にとっては面白いエピソードでもあります。しかも彼女は大胆になれるよう撮影前にビールを飲んでいたんですよ。そこで僕は、「ビールなんて飲んだら、キスしたら酒の味がするよ」と言ったんです。

―マイクさんはキスがうまい俳優として有名ですが、キスシーンの撮影で意識していることは何ですか?

まずは基本的な清潔さですね。歯磨きやうがいです。それから、食事にも注意しています。他には、相手の女優さんを尊重するようにしています。どういう方法がいいのか、希望はあるのか、事前に相手と相談するようにしています。

―最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

ファンの皆さん、「とんだロマンス」のDVDをぜひ楽しんで観てくださいね!

「キスしたい唇No.1 俳優」と言われているマイク・ハーが、カッコいいけど財力以外は無能なダメ御曹司を生き生きとコミカルに熱演した話題作「とんだロマンス」のDVDは、SET1が好評発売中。SET2は6月3日に発売される。(編集/内山

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