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2007年8月31日、広東省の9割以上の橋が航路案内など船との衝突を回避する安全対策に不備があることが分かった。同省では今年6月、九江大橋に砂利運搬船が衝突し崩落する大事故があったばかり。
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2007年8月31日、広東省海事局によると、省内の9割以上の橋が航路案内など船との衝突を回避する安全対策に不備があることが分かった。
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同省では今年6月15日、九江大橋に砂利運搬船に衝突し、崩落する大事故が起きたばかり。これを受け、同省海事局は省内の848か所の橋を対象に緊急検査を行った。
その結果、航路案内が不適切だった橋は287か所、橋に関する注意書きが不適切だった橋は283か所、船との衝突に備えた安全設備が不十分だった橋が797か所と、9割以上の橋で何らかの問題が見つかったという。海事局は現在、行政関係者や橋の施工業者らと連絡を取り、早急な対策を検討している。(翻訳・編集/KT)