2015年5月21日、中国の掲示板サイトに「わが国のピアノ市場は日本に独占されているのか？」と題するスレッドが立った。

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スレ主は、「ピアノ店に行ったところすべてヤマハだった。日本は電子ピアノだけかと思っていたのに。中国はピアノ大国で多くの子供が学んでいる。中国には星海などのメーカーがあるが、なぜ日本のヤマハを使う？国産メーカーではダメなのか？」と問いかけている。

これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「この数十年、人件費と資源頼みだったわが国にブランドなんてあるか？」

「日本人は技術と品質で立国した。わが国のほうはどうだ？」

「電気炊飯器から便座に至るまで日本に独占されちゃっているからな」

「ピアノの良し悪しはピアノ奏者が決めることで、愛国者が決めることじゃないよ」

「電子ドラムでも日本は最強。中国はごみもいいところ。中国製ピアノを買うことに反対はしないが、どうせ買うならヤマハかローランドにすべき」

「ヤマハは楽器作りから始まった100年の歴史がある老舗メーカー。それに日本人の勤勉とプロ意識が加わればいい商品ができるに決まっている」

「日本のピアノは練習用にちょうどいい。本物のクラッシックを弾くならスタインウェイを使うべきだ。中国のピアノは鍵盤がすぐ壊れてしまう」

「日本人は職人気質で質の高い製品を栄誉とする。中国人は何事も適当で、客を騙すことを栄誉とする。製品はその人の品格なんだ。よ」（翻訳・編集/山中）