労働者はどこに消えた?中国に進出した韓国企業を苦しめる人手不足―韓国紙

Record China    2015年5月27日(水) 10時16分

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21日、韓国紙・ソウル経済は記事「あれほど多くいた中国人労働者はどこに消えた?」を掲載した。安価な労働力を目指して中国西部に進出した韓国企業が人手不足に苦しんでいる。写真は中国で人口最多の都市である重慶。

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2015年5月21日、韓国紙・ソウル経済は記事「あれほど多くいた中国人労働者はどこに消えた?」を掲載した。23日付で環球時報が伝えた。

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重慶市に完成したばかりのハンコックタイヤ第二工場は深刻な人手不足に陥っている。200キロ圏内の専門学校に募集をかけたものの人が集まらず、500キロ圏内にまで募集範囲を拡大してどうにか労働者をそろえた。人手不足はハンコックタイヤだけの問題ではなく、今や中国に進出した韓国企業、とりわけ中小企業にとって新たな悩みのタネとなっている。

あれほど多くいた中国の労働者たちはどこに消えてしまったのか?中国の労働市場をみればその秘密が分かる。スーパー、宅配便、不動産業界…。サービス業が成長し多くの人を雇用している。選択肢が増えるなか、韓国の工場を選ばない人々が増えているのだ。

中国西部に進出する韓国製造業は安い労働コストを頼りにしていたが、すでに西部の労働コストも決して安くはない。それ以前に人を集められるかどうかも分からない。ある専門家は西部に進出した韓国企業にとって労働者募集は最重要課題になっていると指摘している。(翻訳・編集/増田聡太郎

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