2015年5月21日、中国メディア・網易によると、韓国で行われたサッカーAFCアジアチャンピオンズリーグ（ACL）決勝トーナメント第1戦の城南FC（韓国）対広州恒大（中国）について、韓国メディアは「広州恒大が金の力に任せて動員したサポーターには、サポーター本来の一体感や情熱が欠けている」と批判した。

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試合は2−1で城南FCが勝った。試合後、広州恒大サポーターの不満は勝敗の行方を決定づけた主審のPK判定に向けられた。アウェーでの試合であるにもかかわらず、試合中の広州恒大サポーターの勢いは城南FCサポーターに劣らないほどだった。しかし、韓国メディアは「広州恒大のサポーターは金の力を利用して動員したもので、サポーター本来の一体感や情熱に欠けている」と批判した。

広州恒大はこれまでも各地で行われる試合のチケットを購入し、現地のサポーターらに配ってきた。今回の試合でも、広州恒大は試合前日にチケット5400枚を購入し、現地の中国人留学生に配布。さらに、おそろいのユニホームや飲食物、球場までの無料大型バスなどを提供しており、彼らの力を借りてチームを活気づけようとした。また、グループリーグの段階でFCソウルと戦った際にも、広州恒大は同様の方法で球場の雰囲気をまるでホームのように変えたという。

これに対し、韓国メディアは「広州恒大が購入した席の半分は空席で、応援に来たサポーターの数は予想には遠く及ばなかった」と報道。「金の力を利用して動員したサポーターの資質は城南FCサポーターとは比べものにならない。広州恒大サポーターのようにラッパを鳴らしたり、応援スティックを振っているだけでなく、城南FCサポーターには一体感があり、心の底からチームを応援している」と主張した。（翻訳・編集/秋田）