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29日、中国の曹剛川国防部長は、5日間にわたる日本公式訪問を開始。30日、首相官邸で安倍晋三首相と会談し、国防分野での協力、台湾問題などについて話し合った。写真は曹部長。
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2007年8月29日、国防部の曹剛川(ツァオ・ガンチュエン)部長は訪日、5日間にわたる公式訪問を開始した。中国国防部長としては9年ぶりの訪日となる。
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翌30日、首相官邸で安倍晋三首相と会談した。安倍首相は日中の戦略的互恵関係は極めて重要であり、今後国防分野も含む多方面での交流を期待すると発言した。曹部長は昨年秋の安倍首相訪中以来の日中関係改善を評価し、国防部門での関係強化もこれに続きたいとコメントした。
また曹部長は台湾問題は日中関係に影響を与える重大な問題であり、日本政府が“一つの中国”原則を支持するよう、改めて求めた。安倍首相も日中共同宣言に則り、一方的に台湾海峡の現状を変える動きは支持しないとの従来の日本政府の主張を繰り返した。(翻訳・編集/KT)
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