2015年5月20日、韓国・聯合ニュース（中国語電子版）によると、韓国国防部の関係者は同日、北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル（SLBM）の発射実験を行ったとされる映像について、「米韓の情報当局は北朝鮮が実験に成功したという点で意見が一致している」と述べた。

【その他の写真】

米軍のウィネフェルド統合参謀本部副議長は19日、米シンクタンクの戦略国際問題研究所（CSIS）で講演し、「北朝鮮は映像編集と扇動的な宣伝を通じて実験に成功したと外部に信じさせようとしているが、技術はまだその水準に達していない」と述べ、映像は加工されたものとの認識を示した。

韓国国防部関係者は、SLBMが潜水艦から発射され、約150メートル飛んだことは事実として確認されていると説明した上で、ウィネフェルド氏の発言について、「北の軍事活動はまだ憂慮するようなレベルではないという意味だ」とし、「発射実験自体はでっち上げではないと韓国側はみている」と述べた。（翻訳・編集/柳川）