韓国、在韓米軍のTHAAD導入問題で姿勢に変化、投入した軍事戦略の研究に着手―韓国メディア

Record China    2015年5月20日(水) 23時49分

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20日、環球網は、米国が在韓米軍への導入を検討しているとされる高高度防衛ミサイルについて、韓国政府の姿勢に微妙な変化が現れたと報じた。写真は朝鮮半島地図。

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2015年5月20日、環球網は韓国・聯合ニュースの報道を引用し、米国が在韓米軍への導入を検討しているとされる終末高高度防衛(THAAD)ミサイルについて、韓国政府の姿勢に微妙な変化が現れたと報じた。

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THAAD配備をめぐり、これまで両国は一貫して否定する態度を取っており、「米国は韓国に配備を打診しておらず、両国は協議の段階に入っていない。いかなる決定も出ていない」と伝えられてきたが、韓国側は最近、THAADを投入した軍事戦略について研究を始め、韓国が配備に同意する第1歩を踏み出したのではないかとの見方が広がっている。

韓国の政府高官は19日、「従来の立場に変わりはない」とこの見方を否定し、「戦略の研究は防御能力を高めるのに有利かどうかを見極めるため」と説明した。また、THAADの資料についても米陸軍の技術指導書とインターネットの情報を利用しているだけと答えている。

一方、米国は朝鮮半島におけるTHAAD配備の必要性を訴えることで韓国に圧力を掛けており、このほど訪韓したケリー国務長官は在韓米軍を視察した際、北朝鮮の脅威に触れ、「われわれはあらゆる状況に備える必要がある」と公的な場で初めてTHAADの必要性に言及した。(翻訳・編集/野谷

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