韓国の塾講師が見た日本の学習塾事情、大学入試は韓国と驚くほどよく似ている―韓国ネット

Record China    2015年5月25日(月) 7時57分

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23日、韓国の小さな学習塾で教える講師がこのほど、日本で目にした学習塾や教材についてブログにつづった。資料写真。

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2015年5月23日、韓国の小さな学習塾で教える講師がこのほど、日本で目にした学習塾や教材についてブログにつづった。以下はその内容。

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世界で一番、学習塾の教育が盛んな国は韓国だと思われるだろうが、日本も相当なもののようだ。景気回復の波に乗り、学習塾市場も活況と見え、地下鉄をはじめ、あちこちで学習塾の広告が目に付いた。そして、入試の最難関はやはり東京大学と医大のようだ。東大をソウル大に、センター試験を修能(韓国の大学修学能力試験)に、東大の二次試験を論述試験に変えたら、日本と韓国の大学入試は驚くほどよく似ている。

数学の場合、センター試験は韓国の修能と肩を並べるくらい簡単だが、二次試験の記述問題はかなりしっかりした問題で構成されている。しかし、日本の国立大学の二次試験を見ると、年々易しくなっているように思える。外国も、試験が易しくなる傾向がトレンドのようだ。

日本には年に1回程度、本を買いに行っているが、今回は50万ウォン(約5万5000円)分の数学の教材を買って帰った。日本の数学教材の特徴は、実に基本に忠実だということ。学術的な記述が多く、ともすると不親切な印象のある米英の教材とは違って、大学で扱う内容であっても高校生にも十分に理解できるように親切に説明されている。出版や翻訳の文化が発達している日本の特徴でもあるだろう。最近はこうした教材などで数学や教え方の研究に夢中になっている。(翻訳・編集/和氣)

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