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18日、中青在線によると、北京首都国際空港で天候不良によるフライト遅延に腹を立てた親子が当局に拘束されるというトラブルが発生していたことが分かった。写真は北京首都国際空港。
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2015年5月18日、中青在線によると、中国の北京首都国際空港で天候不良によるフライト遅延に腹を立てた親子が当局に拘束されるというトラブルが発生していたことが分かった。広東省深セン市でも同じ理由で乗客が集団で空港施設を破壊するという騒ぎが起きており、社会に波紋を投じている。
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北京で騒動が起きたのは17日の晩で、雷雨の影響で各便の運航スケジュールは大幅に乱れた。夜10時40分ごろ、足止めされたことに腹を立てた1組の親子が暴れ始め、航空会社の職員に罵声を浴びせたり、チェックインカウンターのパソコンを倒したりした上、他の乗客を扇動した。警察が制止にかかったものの、相手のうちの1人は床に寝転がってその太ももに抱き付き、もう1人は「警察が危害を加えた!」と叫び声を上げるなど現場を混乱させようとした。
その後の調べに対し、2人は「家族5人で出かけようとしたのに飛行機の出発が遅れて腹が立った」と説明している。この事件を受け、当局は「夏場は雷雨など天候不良に遭遇することが多く、フライト遅延も起こりやすい。このような状況が発生しても冷静に待ち、航空会社の対応に異議がある場合は合法的な方法で意見を出してほしい」と注意を呼びかけている。(翻訳・編集/野谷)
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