2015年5月18日、韓国・聯合ニュースによると、独メディアは、朝鮮人が強制徴用された施設のユネスコ世界文化遺産登録を推進する日本政府を批判した。

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独紙のフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングは17日（現地時間）、日本が登録を目指す23カ所のうち、朝鮮人が強制徴用された7カ所をリストから除外するよう韓国政府が求めていることを紹介し、「日本政府は、『明治時代の産業革命の証拠』と説明したが、これらの施設は韓国など一部の東アジア国家にとっては全く別の意味を持つ」と指摘した。また、「今回の問題は、単に歴史学者たちの学術的論争ではなく、裏には、安倍政権発足後、日本国内で激化する右傾化傾向と歴史修正主義、そして過去に日本の支配を受けた国家たちの警戒心が存在している」と分析。「今の日本は、他の部分はじゅうたんの下に隠したまま、自国の近代化の歴史の一部分だけを話そうとしている」と批判した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「さすがドイツ。知識人には、過去の歴史を歪曲（わいきょく）し、ねつ造する日本人の行為が理解できないのだろう（笑）」

「最近の日本の行動を見ていると本当にイライラするし、国力がどれほど重要かということが分かる。次の世代にはこんな思いをしてほしくない」

「朝鮮人強制徴用施設を世界文化遺産に登録し、世界から孤立すればいい。ユネスコは一体、日本からいくら受け取ったんだ？」

「ありがたいが、日本人の心には届いていない」

「安倍首相が美しい日本を台無しにしている」

「日本を批判する国はほとんどないのに…。やっぱり過去を認めたドイツは違う！客観的かつ発展的な内容の記事だ」

「日本とドイツは歴史も国民性も似ているのに、なんで首相の対応はこんなにも違うの？」（翻訳・編集/堂本）