韓国、「道徳性」を備えた首相候補探しが難航=「ある程度は大目に見ないと決まらない」「掃き溜めに鶴なんているわけない」―韓国ネット

Record China    2015年5月16日(土) 5時31分

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15日、朴槿恵大統領の首相後任探しの悩みが長期化している。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。写真は韓国大統領府。

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2015年5月15日、韓国日報は、朴槿恵(パク・クネ)大統領の首相後任探しの悩みが長期化していると伝えた。

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大統領府は現在、首相の後任候補の人選を行っているが、中でも「道徳性」を最重要視している。李完九(イ・ワング)前首相が不正問題で辞任した後、世論の道徳基準への要求が一段と高くなっている。過去には、金容俊(キム・ヨンジュン)氏、安大熙(アン・デヒ)氏、文昌克(ムン・チャングク)氏らが候補に上がるもそのたびに「疑惑」や「問題」が持ち上がり、辞退するなどしている。再び人選に失敗すれば、朴大統領のリーダーシップにとって致命傷となる。

大統領府の関係者は、「改革推進の能力を最も重要な判断基準にすべきだが、(道徳性の)検証に阻まれている状況が残念」と話した。大統領府の検証という「関門」を通過できない人が少なくないという意味だ。大統領府から首相人事の提案を受けても、検証を恐れて自ら断った人たちもいるという。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「首相もまともに決められないのか」

「この際、首相は野党にお願いしてはどうだ?」

「そもそも、不正献金3000万ウォン(約330万円)程度(※李完九前首相が受け取ったとされる献金)だったら、辞めなくてもよかったんじゃないか?」

「政治力も権限もない首相職なんて、それ自体を廃止してしまえばよい」

「掃き溜めに鶴なんているわけない」

「結局、政治家の中には、清廉潔白な人が一人もいないということか」

「この国では道徳を備えていたら、首相の地位までは上がれない。だから適任者はいない」

「無理な人選だ。高位職を狙うような人々が、人格、品性、愛国心などを備えているはずがない」

「安大熙は良かったと思うが…。ある程度は大目に見ないと決まらないぞ」

「ラクダを針の穴に通すような話だ」(翻訳・編集/三田)

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