揚子江カワイルカ、ビデオが捕らえる!絶滅宣言から一転、生息を確認―中国

Record China    2007年8月30日(木) 13時26分

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29日、安徽省銅陵市の長江でビデオ撮影された生物がヨウスコウカワイルカであると専門家が断定、絶滅説を覆した。資料写真。

「あの大きくて白いものは何だ?」安徽省銅陵市内を流れる長江で今月19日、大きな生物が何度も水面に上がって来るところを市内に住む男性がデジタルカメラのビデオ機能で撮影した。先ごろ絶滅宣言が出されたヨウスコウカワイルカではないかと専門家に鑑定を依頼したところ、29日、専門家は確かにヨウスコウカワイルカであると断定した。

中国科学院水生生物研究所の王克雄(ワン・クーシオン)博士は、ビデオ画像を詳細に鑑定した結果、撮影された生物はヨウスコウカワイルカであると断定、まだ自然界に生息していることを証明する貴重な証拠になる、と喜んだ。

2006年末、6か国合同の研究チームにより上海から湖北省宜昌市までの3400kmを38日間かけて調査したが、1頭も確認できなかったため、今月、イギリスの専門家から絶滅宣言が出されたばかりだった。(翻訳・編集/WF)

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