無邪気な「自撮り」で軍事機密漏えい?=スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスが頭痛の種に―中国

Record China    2015年5月12日(火) 0時48分

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10日、中国人民解放軍に入隊したばかりの新人兵が、プレゼントでもらったスマートウォッチを用いて同僚らと記念撮影し、軍内部で騒動となった。軍事機密漏えいが懸念されてのことだったという。資料写真。

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2015年5月10日、中国人民解放軍に入隊したばかりの新人兵が、プレゼントでもらったスマートウォッチを用いて同僚らと記念撮影し、軍内部で騒動となった。軍事機密漏えいが懸念されてのことだったという。解放軍報が伝えた。

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同軍南京軍区に入隊した新人の張さん。恋人から誕生日プレゼントにスマートウォッチを贈られ、うれしさのあまり同僚たちとこの撮影機能を使って写真を撮影した。張さんにとっては何の他意もない無邪気な行動だったが、この行為はすぐに上司の目に留まり、阻止されてしまった。問題のスマートウォッチはインターネット、GPS、通話などに対応しており、軍営内での使用は人民解放軍の安全機密保持条項に反する。張さんのスマートウォッチも同軍の機密保持委員会によって回収され、検査やデータ消去を経て、張さんの実家に送り返された。

スマートウォッチ、スマートグラスなどのウェアラブルデバイスは、高精度な撮影機能や録音機能、独自のデータ処理機能を有しているため、画像や音声を記録したうえで転送することが可能だ。また、身に着けている者の位置情報、健康状態や運動状況などの個人情報も漏れることから、軍営の位置や兵士らの行動は外部に丸見え状態。当然、軍事面の安全を脅かすことになる。

仮に単なる娯楽やプライベート使用のつもりで使っているケースが大半だとしても、このようなウェアラブルデバイスの普及は、人民解放軍にとって頭の痛い重要対応事項となっている。機密保持体制の厳格化とともに、各人員に対してその危険性の啓蒙や自覚をうながす教育が急がれる。(翻訳・編集/愛玉)

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