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6日、アジアの海上運賃率が大幅に下落しており、経済低迷への懸念が高まっている。アジア各国の輸出受注の減少が海運需要を減少させている。
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2015年5月6日、中国紙・参考消息(電子版)によると、アジアの海上運賃率が大幅に下落しており、経済低迷への懸念が高まっている。国際貿易の90%は海上輸送で運ばれているが、アジア各国の輸出受注の減少が海運需要を減少させている。
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ロイターによると、2015年に入ってからコンテナの海上運賃は30%下落している。このところはやや反発してはいるものの、低迷は明らかで、ドライバルク運賃率も過去最低に近い状況となっている。季節的な需要の波などの影響もあるが、大部分の商品は海上輸送に頼っており、海上運賃率は国際貿易の1つの指標でもあるとアナリストは指摘している。
香港上海銀行(HSBC)のアジア経済研究主任を務めるフレデリック・ニューマン氏は、アジアの輸出受注の減少について「あらゆる情勢が国際貿易のさらなる低迷を暗示しており、好転の兆しが見られない」と話している。(翻訳・編集/岡田)
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