高汚染企業が引き続き急増、進まぬ環境保護対策―中国

Record China    2007年8月27日(月) 10時18分

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26日、北京市で全人代常務委が開催。席上、国家発展改革委の馬凱主任はエネルギー消費削減・環境保護対策の実施状況について報告、対策が進んでいない苦しい状況を明かした。写真は馬主任。

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2007年8月26日、北京市で全国人民代表大会常務委員会が開催された。席上、国家発展改革委員会の馬凱(マー・カイ)主任は中国のエネルギー消費削減・環境保護対策の実施状況について報告、対策が進んでいない苦しい状況を明かした。

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今年上半期、GDPが大きく成長した。しかも重工業は前年同期比で19.5%と軽工業に比べ3.1ポイント伸びが大きかった。また製鉄・有色金属・電力・石油関連・建材・化学工業など高汚染業種は、20.1%もの高成長を記録し、低汚染産業への構造転換は進んでいない。昨年の目標未達成に引き続き、今年もエネルギー消費削減・温室効果ガス削減の目標達成に失敗する可能性が高まっている。

馬主任は一部地方自治体が中央政府の方針に従わず、乱開発を進めていると批判。持続可能な発展を実現するためにも環境保護を推進する必要性を訴えた。(翻訳・編集/KT)

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