大連万達集団の王健林会長、香港株式市場の急騰でアジア富豪ランキングのトップに躍り出る!=アリババのマー氏は2位―中国メディア

Record China    2015年5月6日(水) 18時27分

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4日、米ブルームバーグが1日に発表した中国人富豪ランキングとアジア富豪ランキングで、中国最大の不動産開発会社・大連万達集団の王健林会長が、アジア富豪ランキングトップに躍り出た。写真は王氏。

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2015年5月4日、米ブルームバーグが1日に発表した中国人富豪ランキングとアジア富豪ランキングで、中国最大の不動産開発会社・大連万達集団(ワンダ・グループ)の王健林(ワン・ジエンリン)会長が、直近1カ月の香港株式市場の株価値上がりにより、香港最大の企業集団・長江実業グループの創業者・李嘉誠(リー・ジアチョン)氏とアリババの創業者ジャック・マー氏を抜いて、アジア富豪ランキングトップに躍り出た。環球網が報じた。

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王氏の5月1日付けの富豪ランキングは世界11位(381億ドル=約4兆5720億円)、マー氏は351億ドル(約4兆2120億円)で17位、李氏は347億ドル(約4兆1640億円)で19位だった。

ブルームバーグやフォーブスが以前に公開していた富豪ランキングでは、王氏の財産は242億ドル(約2兆9040億円)に過ぎなかった。しかし、最近の香港市場の株価値上がりで、王氏が所有する上場会社3社の株価が急騰したことが、今回の躍進の大きな原因となった。

万達集団傘下で香港市場に上場している万達商業の株価は4日現在で68香港ドル(約1054円)となり、同社の時価総額が初めて3000億香港ドル(約4兆6500億円)を突破。王氏の家族が万達集団を通じて所有する株式数24億3000万株で計算すると、万達商業の株式だけで200億ドル(約2兆4000億円)以上になる。

王氏はこれ以外にも、万達投資有限公司を通じて、中国株式市場に上場している万達院線の60.71%の株式(4日の株価で計算すると約572億元=約1兆1040億円)と、米国で上場している米国映画館チェーンAMCの78%の株式(同約145億元=約2799億円)を所有しており、3社の株式だけで資産は約2000億元(約3兆8600億円)にもなる。

特に、4月以降だけで、万達商業の株価は33%、万達院線の株価は74%の上昇を記録しており、これが今回の富豪ランキング躍進の原動力となったとみられている。(翻訳・編集/秋田)

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