「新冷戦時代」到来、韓国はどうする?=韓国ネット「超大国の渦の中にはまり込んだ」「日本以外と密接な関係を!」

Record China    2015年5月7日(木) 12時45分

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4日、韓国・東亜日報は、韓国は外交の試験台の上に置かれていると報じた。資料写真。

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2015年5月4日、韓国・東亜日報は、韓国は外交の試験台の上に置かれていると報じた。冷戦体制が終わった後、米国が唯一の超大国として君臨していた時代が過ぎ、中国の台頭に伴い、米国との戦略的な競争の構図を形成しているとし、韓国は中国と米国の「アジア再均衡」が相対する前面に置かれ、外交の難易度がさらに高まっていると指摘した。

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さらに、欧州に吹いている「新冷戦」の風が韓国にも影響を及ぼしているとし、 9日にモスクワで開かれる第2次世界大戦戦勝70周年記念式には、韓国の国益だけを見れば、朴槿恵(パク・クネ)大統領自身が参加して、極東での韓露協力を強化することが「ユーラシア・イニシアチブ」に役立つが、最終的に不参加を決定したのは、米国、西ヨーロッパと歩調を合わせなければならないからだと指摘した。

このような状況を受け、亜洲大学中国政策研究所所長の金興圭(キム・フンギュ)教授は、「オーストラリア、ベトナム、インドネシアなど、米中の間で事案ごとに悩みを抱えている国々と『中堅国協力』を構築し、知恵を集めて共同対応方案を用意する方が単独で対応するよりも良い」と述べた。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「韓国は難しい局面にある。実利外交をするか?名分外交をするか?」

「韓国外交部が仕事をしないから、どうしようもない」

「日本を除いて、北朝鮮を含むすべての国と密接に関係を構築しなければならない」

「今、韓国は超大国の渦の中にはまり込んでいる」

「70〜90年代の世界経済力2位だった頃の日本を考えてみると、今の中国以上だった。日本はそれこそ経済、文化、市民意識がまさに完全体に近かった。ところが、米国の経済や国際的地位を奪うことなく崩壊した。もちろんプラザ合意以降の円切り上げで不動産バブル崩壊もあったが…。中国は当時の日本より経済的にも脆弱で文化・市民意識、その他、何も当時の日本のレベルに達していない。そのような状況で、なぜ中国の台頭を持ち出してきているのか。中国が米国を超えるより、日本が米国を追い越す方が現実的だ」

「経済発展と国家安全保障だけが韓国国民と後世の安寧を確保することができる。また、究極の選択として、経済と安全保障の中から1つを選択する場合、当然安保が最優先されるべきだ。新冷戦時代に入り、韓国は安保戦略を確実にしなければならない」

「韓国の基本的方向は常に決まっている。南北平和統一だ」

「今、韓国には知略が必要だが、それも難しいようだ」(翻訳・編集/三田)

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