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2007年8月、北京電影学院の屋上で30人余りが高いところから身体を回転させながら飛び降りたり、机を跳び越えたりと高度な技の練習をしていた。これは「パオクー」と呼ばれるスポーツで、中国で人気が急上昇中。
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2007年8月25日、北京電影学院の屋上で30人余りが「パオクー」の練習を行っていた。彼らはみな高いところから身体を回転させながら飛び降りたり、机を跳び越えたりと次々に高度な技を披露した。
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これはフランスで発祥した「パルクール(Parkour)」と呼ばれるスポーツで、道具を使わずに自分の肉体だけで障害を跳び越えたり、よじ登ったり、飛び降りたり、すばやく移動したりするもの。中国語では「パオクー」という。
中国ではほかのスポーツに比べてパルクールの知名度はまだまだ低いが、その面白さや新しさなどから若者を中心にどんどん人気が高まってきている。特に北京市などの都市部には愛好家が少なくない。また、国内最新映画『男児本色』や『導火線』にもパルクールが登場している。(翻訳・編集/藤野)