ギャラの差は最高100倍!台湾の人気司会者、高額報酬の中国へ続々と進出―中国メディア

Record China    2015年5月6日(水) 0時10分

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4日、台湾のバラエティー番組を支えてきた人気司会者たちが、近年ではこぞって出演料の高い中国の番組に出演。台湾のテレビ界では人手不足となっている。写真はブラッキー・チェン。

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2015年5月4日、台湾のバラエティー番組を支えてきた人気司会者たちが、近年ではこぞって出演料の高い中国の番組に出演。台湾のテレビ界では人手不足となっている。網易が伝えた。

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中華圏のバラエティー番組と言えば、これまでは台湾の番組に人気が集中していた。ジャッキー・チェン(成龍)やアンディ・ラウ(劉徳華)、アーロン・クォック(郭富城)といった香港スターの面々もかつては、映画や音楽作品のPRと言えば台湾にやって来て、人気番組に出演するのが当たり前のことだった。しかし最近では、こぞって中国の番組に出演している。

近年、中国のテレビ界では韓国はじめ海外からのフォーマット版のリアルバラエティー番組が大ブームに。これに伴い、人気と実力、知名度を兼ね備えた台湾の司会者たちが続々と中国へ進出している。女性司会者ではトップ人気のタオ・ジンイン(陶晶瑩)は、江蘇衛星テレビ「最強大脳」で、1シーズンの出演料が5000万台湾ドル(約1億9500万円)と報じられる。台湾で担当していたオーディション番組「華人星光大道」が260万台湾ドル(約1010万円)と言われるため、約20倍もの差がある。

このほか、浙江衛星テレビの「挑戦者聯盟3」に出演するブラッキー・チェン(陳建州)は、1回の出演料が500万台湾ドル(約1950万円)に。台湾で出演するTVBS局「上班這党事」では5万台湾ドル(約20万円)とされるので、その差は100倍もある。

中国の大手衛星テレビ局によるバラエティー番組の制作費は、1回につき5000万台湾ドル(約1億9500万円)とされるのに対し、台湾では約100万台湾ドル(約390万円)程度。圧倒的な規模を誇る中国のテレビ界に、才能がどんどん吸い取られているという現状が見られる。(翻訳・編集/Mathilda

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