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25日、台湾の婦女団体・台湾励馨基金会は、島内では年間に3万人の未成年が妊娠しているとの統計を発表した。多くは16、7歳の少女で、両親の離婚や失業といった家庭環境にあるものが多いという。写真は台湾世新大学のチアリーダー。
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2007年8月25日、台湾の婦女団体・台湾励馨基金会は、台湾では年間に3万人の未成年が妊娠しているとの統計を発表した。
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台湾内政部の統計によれば、2006年未成年による出産数は5000人を超えたという。この他、病院で堕胎手術を受けた未成年女性は延べ1万2300人以上、薬による堕胎を実施した未成年女性も延べ1万2000人以上になると推測され、合計で3万人以上もの未成年女性が妊娠した計算になる。
励馨基金会は今年6月、「未成年妊娠者相談ホットライン」を開設、すでに70件以上もの相談を受け付けたという。相談者の多くは16、7歳の少女。両親の離婚や失業といった家庭環境から、自分に自信が持てず、“愛情”へと逃避するケースが目立つという。(翻訳・編集/KT)
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