安倍首相の米議会演説、慰安婦問題への謝罪なしで中韓が反発、マイク・ホンダ議員など一部の米議員からも失望と批判の声―英紙

Record China    2015年5月1日(金) 8時59分

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30日、英紙ガーディアンは、安倍晋三首相が29日に米上下両院合同会議で演説をしたが、第二次世界大戦の慰安婦問題について謝罪がなかったとして反発していると報じた。資料写真。

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2015年4月30日、英紙ガーディアンは、安倍晋三首相が29日に米上下両院合同会議で演説をしたが、第二次世界大戦慰安婦問題について謝罪がなかったとして反発していると報じた。

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ガーディアンは30日、安倍首相が29日に米上下両院合同会議で行った演説で、第二次世界大戦での日本軍が行った残虐行為や慰安婦問題についての謝罪の言葉がなかったとして批判していると報じた。安倍首相は演説の中で、第二次世界大戦での米国の犠牲者に対して哀悼の意を表明し、日本がアジア諸国の人々に対して苦しみをもたらしたと述べた。しかし、韓国と中国が日本に対して謝罪を求めている慰安婦問題については言及せず、謝罪の言葉も使わなかった。このため、中国国営新華社通信は、安倍首相が歴代内閣が発表した談話を踏襲すると表明していたが、過去の談話に盛り込まれた「侵略」や「心からのおわび」といった言葉を使わなかったとして批判しているという。韓国の聯合ニュースは、謝罪の言葉に対するすべての希望が消えたと批判しているという。

また、一部の米議員からは、失望と批判の声が上がっているという。日系米国人のマイク・ホンダ下院議員(民主)は、「戦時中に日本軍が慰安婦制度に責任があることを認めなかったことは、恥ずべきことだ」と批判した。また、ジュディー・チュー下院議員(民主)も、安倍首相が慰安婦問題に言及しなかったことについて「信じられないほど失望している」と述べた。(翻訳・編集/蘆田)

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