原爆の惨状訴える映像作品を国連本部で上映、被爆者の映像作家が製作―中国メディア

Record China    2015年5月3日(日) 15時26分

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30日、広島の映像作家で、原爆の被爆者でもある田辺雅章さんが原爆の惨状を伝えるために製作した映像が、米ニューヨークの国連本部で上映され、核拡散防止条約(NPT)再検討会議の関係者が鑑賞した。写真は広島平和記念公園。

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2015年4月30日、広島の映像作家で、原爆の被爆者でもある田辺雅章さんが原爆の惨状を伝えるために製作した映像が、米ニューヨークの国連本部で上映され、核拡散防止条約(NPT)再検討会議の関係者が鑑賞した。環球網が伝えた。

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活気あふれる朝、街の人々が朝食を準備したり身支度をしているところを、突如として原爆が襲った。「母親の遺骨は首から上しか残らず、黒く変色していた。逃げることもできなかった」ある男性はこう回想する。朝食をとっていたと思われる5人の遺骨が、ちゃぶ台を囲むように丸く並び、原爆の圧倒的な破壊力を物語った。

田辺さんは「原爆の恐ろしさは数字のような表面的なものでは伝えられない。具体的な場面を描くことで、当時広島で暮らしていた人たちの『顔』を想像してほしかった」と語る。爆心地や街並みはCGや記録映像、写真で表現し、被爆者の心情は50人からの聞き取りや田辺さん自身が描いた絵を元に表現した。

田辺さんは「原爆投下前後の人々の様子を知る者として、この事実を後世に伝える責任と義務がある」との思いから、17年前から爆心地周辺の風景を再現する映像を製作しはじめた。カナダのNPO関係者は「魂が揺さぶられるのを感じた。自分が当時の食卓に座っていたらどうなっていたかと思うと、身の毛がよだつ思いだ」と感想を語った。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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