アジアインフラ投資銀に大誤算、欧州諸国の予想以上の参加で出資比率の見直し迫られる可能性―台湾メディア

Record China    2015年5月1日(金) 5時52分

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30日、中国が設立を提唱しているアジアインフラ投資銀行をめぐり、欧州諸国の参加が予想以上に多かったことから、アジアの国々の取得する株式が減る可能性がある。写真は人民元。

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2015年4月30日、参考消息網は台湾メディアの報道を引用し、中国が設立を提唱しているアジアインフラ投資銀行(AIIB)をめぐり、欧州諸国の参加が予想以上に多かったことから、アジアの国々の取得する株式が減る可能性があると報じた。

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創設メンバー57カ国の確定後に初めて開かれた会議が、このほど中国北京市で閉幕した。30日付の台湾・中時電子報によると、この会議では出資比率や組織運営、人事などについて話し合いが持たれ、同行の方向性にとって極めて重要な意味を持つものと指摘されていた。当初の予定ではアジア地域が75%、これ以外の地域が25%を出資するとしていたが、欧州の主要国が相次ぎ参加を決めたことで、この計画が崩れる可能性も見え始めた。

また、初代総裁についてはAIIB創設事務所の事務局長を務める金立群(ジン・リーチュン)氏が最有力視されている。(翻訳・編集/野谷

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