2015年4月30日、韓国メディアが中国人観光客の身勝手な行動を紹介したことに、中韓ネットではさまざま反応が見られている。

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韓国・亜洲経済は報道で、韓国では中国人観光客の買い物が原因でフライトが大幅に遅れることは珍しくなく、免税店で大量にショッピングした結果、手荷物の重量上限をはるかに超える量の荷物を機内に持ち込む中国人が問題視されていると紹介した。

同様の報道に対して韓国ネットでは、「注意を聞かず大英博物館の展示物を触る」や「外国の税関職員を罵倒」などと、韓国人観光客の“黒歴史”を紹介する声もあった。このほか仁川国際空港に関して、「免税手続きの窓口と商品受け取り場所は距離があり外国人観光客にとっては不便」と空港側の落ち度を指摘する声も寄せられた。

中国ネットでは、「海外に出るなら中国の恥さらしはやめてほしい。それができないなら海外に出るな」「時間になったら離陸すればいい。フライトの時間に間に合わなかった客に責任を取らせるよう、強気の管理を支持する」と中国人観光客のマナー違反を批判する声が大半を占めた。

一方で韓国の免税手続きに苦言を呈すユーザーが目立った。韓国では免税店で購入した商品は空港や港の引渡し所で受け取るのが一般的。商品購入時は通常通りの値段で支払い、空港や関連の窓口で対象の税金が払い戻されるシステム。そのため、空港で免税手続きと商品受け取りの両方を行う人も多い。

同制度に対して中国ネットでは以下のコメントが寄せられた。

「免税店は外国人観光客に消費してもらうために営業しているようなものだろ。韓国側の対応が不十分だから遅延するのだ。そんなに遅延が嫌なら免税店を営業しないか、手続きがスムーズに進むよう人手を増やせ」

「空港の商品受け取り窓口では長蛇の列ができている。1時間待っても商品を手にすることはできない。これは明らかに韓国の対応に問題がある」

「韓国の免税手続きは面倒。その場で免税処理してくれれば同様の理由で遅延するケースも減る」

「韓国の免税制度は観光客の目線に立っていない。この不便が観光客に損失をもたらしているのだ」（翻訳・編集/内山）