中国株は第二の日本になれるか―英紙

Record China    2015年5月1日(金) 15時10分

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25日、英紙フィナンシャル・タイムズは、「中国は第二の日本になれるか」と題する記事を掲載した。写真は株価を見る中国の投資家。

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2015年4月28日、中国・参考消息(電子版)によると、英紙フィナンシャル・タイムズは25日、「中国は第二の日本になれるか」と題する記事を掲載した。

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すべての投資家が抱く夢。それは上げ相場が始まる瞬間に居合わせるというものだ。もしタイムスリップできるなら、経済が急成長した1950〜60年代の日本をこの目で見たい。当時の日本の経済成長率は9%を超え、1955年に戦前の水準を回復。日本銀行の統計によると、59〜61年には15%超の経済成長を記録した年もあった。

日本の経済成長率は1970〜80年代に平均4.2%まで落ちたが、一方で株式市場は10年前の3倍、さらにその後の10年で9倍上昇した。

1985年になると、日本の株式市場は勇敢な投資家に米国市場の20倍ものリターンをもたらしてくれた。

こうしたことから想到するのは中国だ。中国経済は減速傾向にあるが、株価は値上がりしている。外国人投資家は中国市場を低く見積もりがちだ。世界第二の経済国であるというのに。

中国は違うと思われるかもしれない。中国経済は負債が多く、企業の経営スタイルもひどいものだ。この点には完全に同意する。だが1970年代の日本も同様だったではないか。

日本は史上最高ともいえるバブル経済を迎え入れることに成功した。それに続くのは中国かもしれない。

中国株に命をかける勢いで投資しろと勧めているわけではない。2日おきに100万もの新規口座が開設され、1年で100%も上昇する市場には、それなりの疑いの目が向けられて当然だ。

だが、中国市場の今後10年の将来性に資金の一部を賭けてみるのも悪くない。中国が日本と同じ道を歩み、その上で激しく揺れ動く局面に適切に対処できるのなら、800%のリターンが待っているかもしれない。賭けにすぎないではないか。(翻訳・編集/柳川)

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