韓国の朴大統領、汚職撲滅のための政治改革を強調、過労でダウンするなか「首相の辞任承認急いだ」―韓国メディア

Record China    2015年4月29日(水) 7時18分

拡大

28日、韓国の朴槿恵大統領は高官の汚職疑惑で政治に混乱が生じていることについて、「政治腐敗の撲滅に向けた政治改革を断行する」と表明した。写真は韓国大統領府。

(1 / 2 枚)

2015年4月28日、中国日報網は韓国・聯合ニュースの報道を引用し、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が高官の汚職疑惑で政治に混乱が生じていることについて、「政治腐敗の撲滅に向けた政治改革を断行する」と表明したと伝えた。

その他の写真

朴大統領は「近年まん延している地縁や学閥に絡んだ人事を重視する風潮を断ち切り、政治改革を強力に推し進める必要がある」と述べた。さらに、「賄賂を渡した相手」とするメモを残して命を絶った建設会社の前会長が2回赦免されていることが物議を醸していることについて、「結果として不名誉な事件を起こすきっかけになった」と指摘。事件の真相を徹底的に調べると同時に、赦免は特殊な状況の下で国民の同意を得た上で行うとした。

また、前会長のメモに名前のあった李完九(イ・ワング)首相の辞任を外遊先から帰国した当日に承認したことについて、「施政の空白を極力減らすために早急に辞任を承認した」と説明。検察当局が事実を究明し、詳細が国民に明らかにされることを希望すると述べた。

朴大統領は27日、過労による胃けいれんや咽頭炎の症状が見られることから、医師に安静を勧められている。(翻訳・編集/野谷

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携