2015年4月24日、韓国・聯合ニュースによると、米ワシントンポストは23日（現地時間）、安倍晋三首相の米議会演説に合わせて訪米した旧日本軍慰安婦被害者のインタビュー記事を掲載した。

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存命中の53人の元慰安婦の1人であるイ・ヨンスさん（86）は、今月末に日本の安倍晋三首相が訪米するのに合わせて、安倍首相が戦時中の日本の過去について謝罪するよう求めるため、米国の首都ワシントンを訪れた。同紙のインタビューで、イさんは「1943年10月、突然日本兵に連行され、慰安婦として強制的に働かされた。性関係を拒否すると電気ショックなどの虐待を受けた。戦争が終わった後は、その体験を誰にも話せず、長い間、自分自身を失った状態だった」などと語った。イさんは、安倍首相の米国到着時に、米議会の演説で公式に謝罪を求める抗議活動を行う予定だという。

一方、日本大使館の広報担当者は、「日本はこれまでに何度も謝罪を繰り返し、最善を尽くしてきたが、韓国側はまだ十分ではないと考えている」と述べている。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「日本が慰安婦問題について謝罪したことは知っている。そうではなくて、慰安婦の強制性を否定したり、歴史を歪曲（わいきょく）しようとしたことについて謝罪しろと言っているんだ」

「安倍首相が謝罪しない理由は、今も朝鮮半島侵略を夢見ているから」

「慰安婦強制連行は第二次世界大戦時に日本軍が主導して行っていたんだから、民間の団体や基金を設立せずに、日本政府が賠償するべき」

「過去の首相は謝罪したが、安倍首相は慰安婦を『人身売買』と発言し、被害者らを侮辱している！！」

「日本からの謝罪や賠償は無理そうだね」

「ヨンスおばあさん！日本が歴史を歪曲していることを言い忘れているよ！」

「日本が誠意ある謝罪をしていたら、慰安婦問題はとっくに解決されていた。過去の謝罪も形式的なものだった。うその謝罪は必要ない。世界の人々をだませても、韓国国民をだますことはできない」（翻訳・編集/堂本）