安倍首相の米議会演説に合わせて、元慰安婦の女性が訪米=米国ネットは「勇気ある女性」「元米兵も同じように感じているだろうが…」

Record China    2015年4月24日(金) 7時16分

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23日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、韓国の元慰安婦が、日本の安倍晋三首相が米議会演説で慰安婦問題について謝罪するよう求めるため、訪米したと報じた。この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。資料写真。

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2015年4月23日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、韓国の元慰安婦が、日本の安倍晋三首相が米議会演説で慰安婦問題について謝罪するよう求めるため、訪米したと報じた。

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ウォール・ストリート・ジャーナルが22日に報じたところによると、存命中の53人の元慰安婦の1人であるイ・ヨンスさん(86)は、今月末に日本の安倍晋三首相が訪米するのに合わせて、安倍首相が戦時中の日本の過去について謝罪するよう求めるため、米国の首都ワシントンを訪れた。同紙のインタビューで、1943年10月、当時10代だったイさんの悪夢が始まったと述べ、日本兵に連行され、慰安婦として強制的に働かされたと語っている。戦争が終わった後、長い間、イさんは「自分自身を失った状態だった」と語り、元慰安婦のほかの女性が過去について語り始めたのをきっかけに、60代後半になったイさんは慰安婦の活動に参加するようになったという。

イさんの今回の訪米は、在米韓国人団体「ワシントン慰安婦問題連合」により実現したもので、安倍首相の米国到着時に、米議会の演説で公式に謝罪を求める抗議活動を行う予定だという。

一方、日本大使館の広報担当者は、日本はこれまでに何度も謝罪を繰り返し、補償金も支払ったことにも言及し、「我々は最善を尽くしてきたが、韓国側は日本の対応がまだ十分ではないと主張している」と語っている。

この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「ドイツは戦時中の残虐行為に向き合ったが、日本は向き合っていない。日本は世界にも国民に対しても、戦時中の行為のすべてが高潔なものだったというイメージを示したいんだ」

「日本は進歩すべきだ。この問題は国にとって不名誉なことだ」

「第二次世界大戦で日本が中国に行ったことを考えると、私が知っている中国人のほとんど全員が日本車を運転しているというのは謎だ」

「勇気のある女性だ。彼女が謝罪の言葉を得られるよう願っている」

「第二次世界大戦で戦った元米兵で同じように感じている人たちもいるだろう。だが、何世代にもわたってその問題を引き延ばすことはない。古代の戦争までさかのぼって議論するというのか?そんなことはできないよ」(翻訳・編集/蘆田)

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