これって定額制?アモイ市の新水道料金に疑念の声―福建省アモイ市

Record China    2007年8月22日(水) 19時1分

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福建省アモイ市で水道料金の定額制導入がこのほど決定された。10月1日より施行される。実質的な値上げではないかとの疑念の声があがっているが、市政府関係者は水資源節約のための措置と説明している。写真はアモイ市の観光地・鼓浪嶼。

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2007年8月、福建省アモイ市で水道料金の定額制導入が決定された。10月1日より施行される。

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アモイ市政府は定額制と呼んでいるが、一日当たり150リットルから180リットルの上限が決められている。それを超えれば現在と同じく従量制で料金を支払う必要があるため、いわゆる定額制とは異なる料金体系と言える。そのため一部市民からは定額制にかこつけた水道料金値上げではないかとの疑念の声があがっている。

これに対し、市政府関係者は一日あたり150リットルという数字は3年間にわたる綿密な調査により導き出された数字で、平均的な水使用量に相当するという。この範囲内に使用量を抑えようと意識することで水資源の節約につながることを期待すると述べている。現在、アモイ市では年間2億立方メートルの水が使用されている。うち60%以上が一般市民の生活用水として使われており、資源節約のためには市民の協力が不可欠という。(翻訳・編集/KT)

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