安倍首相の「謝罪なし」演説が日中関係修復に影落とす=仏メディア報道「2人とも顔がこわばっている」「今、誰が謝罪すべきだと思う?」―米国ネット

Record China    2015年4月23日(木) 9時34分

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22日、AFP通信は、インドネシアのジャカルタを訪問中の安倍晋三首相と中国の習近平国家主席が約5カ月ぶりに首脳会談を行ったが、会談に先立って安倍首相が行った演説によって両国の関係修復への努力が損なわれたと報じた。資料写真。

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2015年4月22日、AFP通信は、インドネシアのジャカルタを訪問中の安倍晋三首相と中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が約5カ月ぶりに首脳会談を行ったが、会談に先立って安倍首相が行った演説によって両国の関係修復への努力が損なわれたと報じた。

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安倍首相と習主席の約30分の会談は、第二次世界大戦に関する認識や領土問題をめぐり悪化していた両国の関係修復を模索する中で行われた。昨年11月の会談時よりは和やかな雰囲気の中、会談前に安倍首相と習国家主席は握手を交わしたが、ぎこちなさのある握手だった。

日中首脳会談に先立ち、安倍首相は22日午前、バンドン会議で演説を行った。その中で、第二次世界大戦に対する反省の念については言及したが、謝罪の言葉は述べなかった。さらに、この日、日本では100人以上の国会議員が靖国神社を参拝した。中国と韓国は靖国神社参拝について、日本が過去の侵略について悔恨しようとしていないことの表れだと見ていると伝えている。

この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「会談で何を話したかは重要ではない。ただビジネスを続け、中国がお金を稼ぎ、人生が続いていくということだ。日本が戦争に対してどう思っているかなんて重要なことではない。日本は米国によって原爆を落とされたが、今は米国の友好国だ。だから同じようにすればいいんだ」

「日本はもっと円高にするべきだ。1ドル=75円くらいにね」

「日本には外交政策はないが、内政においては強いシステムを持っている。そしてそれだけだ」

「第二次世界大戦での日本を支持するわけではないが、中国はチベットに対して謝罪を表明したことがあるのか?」

「中国よ、もう先へ進むべきだ。あなたたちは他の国々を苦しめているだけだ」

「2人とも顔がこわばっているな」

「私たちの同盟国である日本は、ただ中国を無視すべきだったのに」

「どれだけの人々が日本製のテレビを見ているんだ?謝罪は受け入れられた」

「何度、謝罪が必要なんだ?日本は今、問題を起こしているのか?答えはノーだ。中国は今、戦前の日本のように軍事力を強化して領有権を主張しているのか?答えはイエスだ。では誰が謝罪すべきだと思う?」(翻訳・編集/蘆田)

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